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「修正依頼」が出ています。GB版の評価点・問題点・総評を追記できる方はご協力をお願いします。 サンリオカーニバル 概要 システム 評価点 問題点 総評 サンリオカーニバル (GB) 概要(GB) FC版との違い サンリオカーニバル 【さんりおかーにばる】 ジャンル パズル 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 キャラクターソフト 開発元 サイトロン・アンド・アート 発売日 1990年11月22日 定価 3,980円(税別) 判定 なし ポイント 便乗企画にキャラを乗せて出来上がり サンリオキャラクターゲームリンク 概要 「サンリオ」ブランドのファンシーなキャラクター達を使った落ち物パズル。 ステージをクリア/入門モード/めざせハイスコア/二人で遊ぼうの4モードが選択可能。 システム 横7マス、縦13マス計91に、上から2つ1組で落ちてくるサンリオキャラクター達を3つ並べて行く。 縦・横・斜めどの角度で並べても消滅する。キャラクターは設置した時点ではくっついてるが、隣接したキャラクターが消滅するとちぎれて全て落下する。 画面上部まで積みあがるとゲームオーバー。 オプションでただの色のブロックに変えることもできる。 ステージをクリア ステージ毎に特定の条件が提示され、それをこなすとステージクリアになる。 全12面。条件を満たしクリアするとフィールドは0からで、仕切りなおしになる。 ステージをクリアするとサンリオキャラクターの絵が表示される。ステージが進むごとに表示されるキャラクターの数が増える。 最初はステージ6まで選択可能で6をクリアすると7~12が選べるようになるコマンドを教えてくれる。 入門モード 「にゅうもんコース」という練習モードがある。横5マス、縦6マスの少ないマスで、やたら巨大なキャラクターブロックでプレイできる。キャラクターの種類も少なく、四種類。 めざせハイスコア 延々消して行くだけのエンドレスモード。 二人で遊ぼう 規定点数を先に稼いだ方が勝ちという、あまり対戦色の無い作り。 独自のルールとして、両プレイヤーは中央の仕切りを越えてキャラを移動させる事はできないが、「仕切りを越えてキャラを並べた場合は消滅し自分の点数にできる」。 評価点 使用曲は単調ながら妙に印象に残るとして評価が高い。 なお、BGMを手がけた大野木宣幸は『マッピー』や『ニューラリーX』の音楽を手がけた人。 問題点 あまりにゲーム性が乏しい。 システム自体が、既存のパズルゲームを組み合わせただけという独自要素のなさ。 各種モードも申し訳程度のもので、工夫がまるで見られない。 お子様向けを意識している割には、ゲームオーバー後のプレイ選択やスコア表示が全て英語で表示されている。 総評 『ドクターマリオ』と『コラムス』のルールを混ぜて、サンリオキャラクターを乗せたようなゲーム。 取り留めて目立ったシステムも無い、本当に「普通の落ち物パズル」である。その時点で気付くだろう。サンリオである必要性が全く無い事に。 取って付けたようなサンリオキャラクターは逆にプレイヤー層を絞ってしまい、いいとこ『ぷよぷよ』の代用品としてしか機能しない代物である。 サンリオカーニバル (GB) 【さんりおかーにばる】 ジャンル パズル 対応機種 ゲームボーイ 発売元 キャラクターソフト 開発元 サイトロン・アンド・アート 発売日 1991年05月11日 定価 3,297円(税別) 判定 なし ポイント 細かい変更点はあるがGBの特性上運要素高し 概要(GB) FC版のGB移植版。基本的には同じシステムのゲームだが、モードの違いなどが見られる。 FC版との違い 画面サイズの都合により横6マス、縦8マス計48となっている。 「ステージをクリア」モードは全10面。ステージ5までは選択可能だがクリアしてもそれ以降が選択できるようにはならない。 コンティニュー不可、マス目が狭すぎる、お題の難易度が高いという三重苦のためGB版のこのモードは半ば運ゲーと化している。 「にゅうもんコース」がカットされている。 「おちないパズルだ」というGB版だけのモードがある。ブロックを消しても隣接したキャラクターが落ちない。 対戦モードとして、「ならんでたいせん」と「むかってたいせん」の二種類の画面システムがあるがノルマ制は変わらない。
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ゲームカタログ信者に乗っ取られてしまった上に勝ち逃げされてしまった不幸で不運なサイト
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サンリオキャラクターシリーズ サンリオオールスターズ 機種 タイトル 概要 判定 AC ビーナランド サンリオキッチン TCAG。 PC サンリオ キャラクター大百科 サンリオ サーカスカーニバル サンリオ タイニーパークセレクシヨン 1 サンリオ タイニーパークセレクション 2 サンリオ タイニーパークセレクション 3 サンリオ タイニーパークセレクション 4 FC/GB サンリオカーニバル 落ち物パズル。ルールは『ドクターマリオ』『コラムス』に類似。 なし サンリオカーニバル2 前作とは違うルールのパズルゲーム。おまけで15パズルも。 FC サンリオカップ ポンポンバレー 簡単操作で楽しめるサンリオキャラ勢ぞろいバレーボール。 なし SFC サンリオワールド けろけろけろっぴの冒険日記眠れる森のけろりーぬ けろっぴを主人公としたRPG。サンリオキャラが多数登場する。 サンリオワールド スマッシュボール! ボールを相手のゴールにシュゥーッ! 超エキサイティンなアクション。 サンリオ上海 サンリオキャラクターでまさかの『上海』が出来るゲーム。 GB サンリオうらないパーティ GBC サンリオタイムネット 過去編/未来編 個性的すぎるキャラを『ポケモン』のように従えるRPG。ストーリーの進捗と敵の強化具合がかみ合っていない。 不安定 GBA サンリオピューロランド オールキャラクターズ サンリオキャラ大集合のすごろくゲーム。 なし Win たのしくまなぶシリーズ ぱそピコあいとゆめのくにサンリオピューロランドあそびながらおぼえよう! ひらがな カタカナ 知育ソフト。 DS DS-PICOシリーズ サンリオのパーティへいこう!おりょうり・おしゃれ・おかいもの DS-PICOシリーズ サンリオピューロランドワクワクおかいもの ステキなお部屋をつくりましょ! 3DS サンリオキャラクターズピクロス DL専売。 なし Switch ぷるきゃらフレンズほっぺちゃんとサンリオキャラクターズ サン宝石のキャラ「ほっぺちゃん」とコラボした都市開発ゲーム。 ぬりえであそぼう サンリオキャラクターズ シリーズ化作品 機種 タイトル 概要 判定 キャラ・パシャ! DSi キャラ・パシャ!ハローキティ DL専売。写真にサンリオキャラのスタンプやフレームを付けられる。スタンプの絵柄はファンのハートを掴んでいるが、ゲームとしては微妙。現在は配信停止。 キャラ・パシャ!シナモロール キャラ・パシャ!マイメロディ みんなの塗り絵 DSi HelloKittyのみんなの塗り絵 DL専売。20種類のお手本から選んで塗り絵を塗っていこう。 Little Twin Starsとみんなの塗り絵 マイメロディとみんなの塗り絵 新みんなの塗り絵 3DS 新みんなの塗り絵 Hello Kitty DL専売。 新みんなの塗り絵 マイメロディ 新みんなの塗り絵 Little Twin Stars 新みんなの塗り絵 シナモロール 新みんなの塗り絵 ポムポムプリン まほうのエプロン AC ハローキティとまほうのエプロン TCAG。アップデートで何回かタイトルが変わっている。 ジュエルペットと魔法のエプロン ジュエルペットと魔法のエプロン デリシャス! リルリルフェアリルとジュエルペットの魔法のエプロン デリシャス! 3DS ハローキティとまほうのエプロン リズムクッキング♪ 移植版。 単発作品(50音順) 機種 タイトル 概要 判定 ぐでたま 3DS ぐでたま おかわりいかがっすかー 「ぐでたま」に代わってプレイヤーがタッチペンアクションをこなし、レストランを発展させていく。 ぐでたま 半熟でたのむわー 食材を買ったり収穫したりしつつ、ミニゲームでぐでたまを世話・料理する。 けろけろけろっぴ FC けろけろけろっぴの大冒険 固定画面のアクションパズルゲーム。お城に囚われた「けろりーぬ」を救え! けろけろけろっぴの大冒険2 ドーナツ池はおおさわぎ!! 横スクロールのアクションゲーム。動物に捕まったお友達を救え!「音波で攻撃」「ボス戦がミニゲーム」等、『ワギャン』の影響が強い。 けろっぴとけろりーぬのスプラッシュボム! Playdia けろけろけろっぴ ウキウキパーティランド!! シナモロール GBA シナモロール ここにいるよ パネルを入れ替えつつ絵(あるいは動画)を完成させるパズル。 シナモン ゆめの大冒険 スクロール形式のアクションゲーム。ふわふわ移動するシナモンを動かし敵を倒しつつ目的地を目指す。 シナモン ふわふわ大作戦 『ゆめの大冒険』の続編。システムはほぼ同様。 DS シナモロール おはなししよっ! キラキラDEコレCafe シナモンを導いてカフェの切り盛りをさせる。 シナモンボール くるくるスイーツパラダイス シナモン+ピンボール+ミニゲーム。お子様向けの難易度。 なし スタイルブック ~シナモロール~ とにかく利便性がない電子手帳ソフト。機能が少なく、使用を妨げる方向にしか働かない機能も。 ク ジュエルペット DS ジュエルペット ~かわいい魔法のファンタジー~ リズムに合わせてお花をタッチする音ゲー。 なし ジュエルペット ~魔法のお部屋でいっしょにあそぼう!~ 8匹のジュエルペットと主人公のきずなを深めていく音ゲーとミニゲーム集。 なし ジュエルペット ~魔法のDS キラピカリーン☆~ 音ゲーがメイン。ストーリーにアニメ版の人間キャラが登場する。 3DS ジュエルペット カフェで魔法のクッキング! ジュエルペット 魔法でおしゃれにダンス☆デコー~! 音ゲーがメイン。ジュエルペットを着せ替えできる。 ジュエルペット 魔法のリズムでイェイッ! AC ジュエルペット ~キラキラ魔法の宝石箱~ バッドばつ丸 GBC バッドばつ丸ロボバトル ハローキティ ハローキティシリーズを参照。 ポムポムプリン 3DS ポムポムプリン コロコロ大冒険 ブロック崩しとピンボールを折衷させたようなゲーム。ポムポムプリンを弾として発射する。 ぼんぼんりぼん 3DS ぼんぼんりぼん ときめきコーデキラキラダンス 音ゲー。ぼんぼんりぼんたちを着せ替え・コーディネートできる。 マイメロディ DS おねがいマイメロディ 夢の国の大冒険 難しすぎる上に内容も薄い。アニメの設定も大して活かされず。 ク マイメロディ エンジェルブック ~電子手帳 エンジョイゲーム~ 3DS マイメロディ 願いがかなう不思議な箱 こちらもスクロールアクション。マップ描写がドット絵からポリゴンになった。 みんなのたあ坊 FC みんなのたあ坊のなかよし大作戦 PCソフト「ペアーズ&ローターズ」のキャラ差し替えパズル。 リルリルフェアリル 3DS リルリルフェアリル キラキラ☆はじめてのフェアリルマジック♪ マイアバター(妖精)を作って、リルリルフェアリルの世界を体感するミニゲーム集。 関連作品 ハローキティのみのコラボはハローキティシリーズを参照。 機種 タイトル 概要 判定 AC CHUNITHM PLUS 「SHOW BY ROCK!!」の楽曲がプレイできる。 良 キラッとプリ☆チャン プリたま3弾でハローキティ、マイメロディ、クロミのコーデを配信。 なし 3DS バッジとれ~るセンター サンリオキャラクターのバッジが登場。 良 とびだせ どうぶつの森 amiibo+ amiiboカードとの連動でコラボキャラクターや家具が登場。 良 Switch あつまれ どうぶつの森 なし WiiU スーパーマリオメーカー ハローキティとマイメロディのキャラマリオが登場。 良 PS4/Switch もっと!にゅ~パズ松さん ~新品卒業計画~ サンリオキャラクターとコラボしたDCLを配信。 モンスターハンターシリーズ 『ぽかぽかアイルー村』以降、様々な作品でサンリオキャラクターとのコラボを実施。
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サンリオカップ ポンポンバレー 【さんりおかっぷ ぽんぽんばれー】 ジャンル バレーボール 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 キャラクターソフト 開発元 アスキー 発売日 1992年7月17日 価格 3,980円(税別) 判定 なし サンリオキャラクターゲームリンク 概要 ストーリー システム・特徴 評価点 問題点 総評 余談 概要 サンリオのキャラクターたちが一堂に会してバレーボールで勝負する対戦スポーツゲーム。 見ため通りの単なるほのぼのバレーに収まらず、必殺技がいい味出しているバレーゲームである。 ストーリー サンリオ村の住人たちが楽しみにしている、年に一回の大イベント、それが「サンリオカップ」という、大運動会なのです。この日のために、みんないっしょうけんめいに練習しました。今回の競技は、ポンポンバレーという、とってもおもしろいゲーム。そして、参加選手は、運動神経もばつぐん(?)な、キティ、けろっぴ、たあ坊、ポチャッコがえらばれました。競技に参加できなかったキャラクターも、きっと、ベンチから熱い声援を送っているはず。 さあ、どの選手が勝つかはやってみてのお楽しみ、みんなの手にかかっています! はじまり、はじまりー! システム・特徴 十字ボタン+2ボタン(レシーブとジャンプ)で操作。2チームともキャラクターを選べるようになっているが、性能に差は無い。 2バウンドOKという以外は基本的にバレーボールのルールと同じで、レシーブ(アンダー)でボールを打ち返し、ジャンプアタックや必殺技で攻めて、相手のコートに入れると1点。10点取れば1セットで、設定しておいたセット数をとれば勝利。 一般のバレーと違い、ネットはない。 キャラクターは「ハローキティ」「けろっぴ」「ポチャッコ」「たぁ坊」の中から選べる。 上記の通り、キャラクターそれぞれの特徴や性能差は無い。 実況はサンリオキャラの「だちょの助&だちょ美」 初めて必殺技を出すと、だちょの助が必殺技の名前を叫ぶ。「ポチャッコのちょうてんじょうレシーブ!!!」 ボールを打ち返せば打ち返すほど、キャラクターが成長し足が速くなったり球が早くなる。 打ち返しを一定以上繰り返すと、必殺技が出せるようになる。 必殺技を打てるようになるには、最低1セットほど必要。 勢いがあるボールにレシーブせずに触れると「デッドレシーブ」が発動して打ち返す。しかし怯んで弱体化してしまう。 デッドレシーブを繰り返すと「怒り爆発」が発動して能力が一気に最上値へアップしてしまう。1点取るか取られると戻る。 この状態で超天井レシーブにカッティングを混ぜて使用すると、1バウンドで点が取れてしまう。 通常のゲームの他、4分割されたコートで全員が敵同士となって戦う「テトラス」という特殊なモードも存在する。 長時間打ち合いが続くとフィールド内に妖精が現れ、ボールを奪い取ってどちらかのコートに(テトラスの場合はランダムでいずれかのコートに)勢い良くぶん投げてしまう。 ぶん投げられた方は打ち返さないとミスとなり点を取られる。テトラスの場合、ミスをした選手以外の全員に点が入る。 評価点 1バウンドまでOKであり、ゲームスピードもそのものも全体的にゆったりしているので初心者にもゆとりをもって楽しみ易い。 ネットもないので、とにかく相手コートに打ち返せばいいだけと、お子様にもやさしい作り。 操作性は上々。 本作の大きな目玉、必殺技の数々。 バウンドが変化し返しづらくなる「カッティング」、ボールを高く打ち上げる「ちょうてんじょうレシーブ」、さらには画面がチカチカしながらボールが激しく上下する「イナズマアタック」、ボールを無数に分身させる「ぶんしんボール」など、かわいらしいサンリオキャラにしてはスタイリッシュな技が多く、ギャップが印象的。 息でボールを浮かせてアウトにしようとする「ふうふう」などサンリオらしい技もある。 防御技としては、並のアタックならまず拾ってしまう「かいてんレシーブ」もある。 「妖精」や「怒り爆発」など、逆転要素が多い。 テトラスモードでは一風変わったルールでプレイができ、変化がつけられている。 グラフィックもよくできている。 ドット絵でしっかり特徴を再現されたキャラクターが縦横無尽にコート内を駆け回り、手足をばたばたさせながら勝敗に一喜一憂する様は非常にかわいらしい。 問題点 全必殺技を使えるようになるには3セット以上必要。 必殺技が乱れ飛ぶようになるまでには地道なプレイが続くため、アクションに慣れた上級プレイヤーでは飽きが来やすい。 強くなれば強くなる程、対戦時間が長くなってしまう。 特に「かいてんレシーブ」を全員が使えるようになると、かなりのボールが拾われ試合が長くなりがち。必殺技も上手く使わないと、あっさり返される。 何故か相手のコートに入ることができる。但し自分で自分のボールを打ち返す事は出来ない。 CPUが強すぎる。CPUの強さを「普通」にしても超天井レシーブの着地地点を先読みしてくる。 「弱い」でもアウトは取ってくれない。 ダブルスのCPUの強さは全員一律の為、「味方を強くして敵を弱くする」事も出来ない。 セーブができないため、キャラの成長を引き継ぐことが出来ない。 それどころか、キャラクターを変える、ゲームのルールを変えただけでも成長がリセットされてしまうため、純粋な育成を楽しみにくい。 ゲーム全体のボリュームが薄い。 総評 見た目通りサンリオキャラクターを使ったバレーゲーム。対象年齢の低さを考慮してか、1回のバウンドまではOK、ネットがないなど親切設計。 必殺技やキャラクターの成長という独自要素を加味することで、単純なバレーのルールだけでは単調になりかねない部分を補っている。 対象年齢が低い割にはCPUが結構強い、必殺技を覚えるのに意外に時間がかかる、「かいてんレシーブ」が便利すぎて試合が長くなりがち、成長を引き継げないなど、いま一つ配慮が足りない部分も見受けられる。 だが、作りそのものはしっかりしており、サンリオキャラゲーとして、また気軽に楽しめるバレーゲームとして、及第点といえる出来栄えとなっている。 余談 このゲームの発売元である、キャラクターソフトといういかにもな名前の会社はサンリオの子会社であり、既存の作品のキャラクターをサンリオキャラクターに挿げ替えた版権ゲームを主にリリースしていた。 海外での未発売された任天堂の『バルーンファイトの続編『Baloon Kid』のキャラ替え版である『ハローキティワールド』が有名(開発はパックスソフトニカ)。
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サンリオキャラクターズピクロス 【さんりおきゃらくたーずぴくろす】 ジャンル パズル&シールデコ 対応機種 ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト) 開発・発売元 ジュピター 配信開始日 2018年4月25日 価格 700円 プレイ人数 1人 セーブデータ 1箇所 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント サンリオとピクロスのコラボ良くも悪くも女児向けシリーズとキャラクターの偏った選抜時代に乗り遅れたデコレーション機能 ピクロスシリーズリンク サンリオキャラクターゲームリンク 概要 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 サンリオキャラクターとピクロスがコラボレーションした作品で、問題を解くことでサンリオキャラクターのイラストとプロフィールを鑑賞できるほか、問題を解いたご褒美として手に入るシールでゲーム内の背景をデコレーションできる。問題のバリエーションとしては普通のピクロス150問、メガピクロス150問、ミクロス3問となっている。 ゲームシステムは、解くと絵がカラー化されるのはピクロスeシリーズと同様であるが、ここで問題の解となっている絵柄はやや広い絵の一部を切り抜いたものであり、問題を解くことで入手できる「シール」にてその広いドット絵の全体像(および当該のドット絵の元絵)を見ることができる。 これは実質的に、問題を解いたところで問題より広いドット絵が公開されるピクトロジカ ファイナルファンタジー≒と同様の仕組みと言える。 評価点 わかりやすいチュートリアル 今作のチュートリアルは3つ用意されているのだが、どれも子どもにもわかりやすい教え方になっている。 特に秀逸なのは「ピクロス10×10チュートリアル」で、簡単な仮定法(*1)までプレイヤーの手で解きながら解説してくれる。 もちろんメガピクロスのチュートリアルも(やや駆け足気味ではあるものの)メガ数字(*2)の処理の仕方、普通のヒント数字の処理の仕方などの重要なテクニックを網羅している。 さすがに完全に手がかりがなくなった状態でしらみつぶしに仮定する方法は教えてくれないが、そもそもそこまで難しい問題は今作には存在しない。 ピクロスとマッチした単純な造形のキャラクター ピクロスeシリーズなど最近のピクロスでは問題の解となる絵が色が付かなければ何が描いてあるのかさっぱり分からないようなものが多い。 対して本作はサンリオキャラクターの作風が単純な造形であることから大半は白黒の時点でも十分キャラクターとして成り立って見える。(流石に似たキャラクター同士の見分けまでは付かないが) 賛否両論点 優し過ぎるアシスト機能 アシスト機能の中には従来の『ピクロスeシリーズ』にはなかった「間違っているマスを全て教えてくれる機能(*3)」があるのだが、使用回数に制限がない。 恐らくターゲットとした年齢層であろう女児には特にメガピクロスが難しすぎるだろうと思ってあえて制限を設けなかったのだろうが、それでもペナルティが全くないのはぬる過ぎる。 また、間違いを自動で直す機能もあるがこちらもペナルティはなし。 もちろん使いたくなければ使わなければいいだけの話だが。 ノーアシスト問題及びメダルの削除 ノーアシスト問題は女児向けと考えると削除されるのもわからなくもないが、メダルは達成感が味わえるだけに削除されたのは残念なところ。 一応全問クリアのメダルだけは生き残った。 問題点 問題数に対して偏っている人選及びシリーズ選 サンリオキャラクターズというタイトルからして様々なシリーズからバラエティーあふれる人選がされているだろう……と思いきやシリーズの数はそこまで多くなく、キャラクターのダブりやシリーズごとの選出問題数も偏っている。 + シリーズ一覧(収録問題数順) シリーズ名 (メガ)ピクロス ミクロス マイメロディ 23問 1問 ハローキティ 22問 1問 シナモロール 19問 1問 ポムポムプリン 18問 バッドばつ丸 13問 KIRIMIちゃん. 12問 けろけろけろっぴ 11問 リトルツインスターズ 9問 タキシードサム 5問 ポチャッコ 5問 ゴロピカドン 4問 シナモエンジェルス 3問 ルロロマニック 3問 このうち「シナモエンジェルス」と「ルロロマニック」は「シナモロール」の派生シリーズのため、統合すると実質11シリーズ(*4)となる。 特にダブりの多いキャラクターを挙げると「ハローキティ」のキティちゃん(7問)と「マイメロディ」のメロディ(7問)、「シナモロール」のシナモン(6問)だけで150問中20問も独占している。 + 若干ネタバレあり 「ポチャッコ」に至っては5問全部ポチャッコという体たらく。友達もいるのに……。 参考までに、発売前年の第32回サンリオキャラクター大賞で5位を獲得したほど人気を集めていた「ぐでたま」や同じく9位だった「SHOW BY ROCK!!」、他にも「ウィッシュミー メル」や「ハンギョドン」など、当時人気のあったキャラクターが多く収録されていないのは残念。 それでいて隣の問題を解いたら同じキャラクターのポーズ違いだったというケースも。 プロフィールの使い回し 問題を解くとXボタンで題材となったキャラクターのプロフィールとイラストが見られるのだが、同じキャラクターのプロフィールは全て同じ文面となっている。 ルロロマニック等の極端に問題が少ないシリーズのキャラクターと公平にするためだと思われるが、公平にするべきだったのはそこではなくキャラクターのダブりの解消ではなかったのだろうか。 存在意義のわからないデコレーション機能 普通のピクロスの問題を1問解くごとにシールが貰え、それをゲーム内の壁紙に貼って楽しむ機能……なのだが、裏を返せばそれだけの自己満足の機能である。 恐らく他の友達やプレイヤーと見せ合って楽しむのが目的だったと思われるが、その手段として最も相性が良いであろうMiiverseは配信開始前の2017年11月、半年前にとっくにサービスを終了している。そしてMiiverse終了のお知らせはその約2か月前の8月末に発表されている。 もっと言えば壁紙を撮るスクリーンショット機能も存在しない。何がしたかったのだろうか? 総評 『ピクロスシリーズ』としてのボリュームはちょっと値が張る点以外はほぼ従来通りだが、『サンリオシリーズ』としてのボリュームは期待によっては賛否が分かれるかもしれない。あくまで「キャラクターズ」であって「オールスターズ」ではない、といったところか。 デコレーション機能はMiiverse終了前に配信できていればと考えると非常に惜しい機能と言えよう。
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サンリオピューロランド オールキャラクターズ 【さんりおぴゅーろらんど おーるきゃらくたーず】 ジャンル すごろくゲーム 対応機種 ゲームボーイアドバンス 発売元 トミー 開発元 アナハイムソフトウェアゼロワン 発売日 2003年11月1日 定価 4,800円(税別) プレイ人数 1~4人 セーブデータ 3箇所 レーティング CERO 全年齢(全年齢対象) 判定 なし ポイント サンリオキャラクターズのすごろくゲームサンリオピューロランドの実用ソフトぶっちゃけ運ゲー兼作業ゲー サンリオキャラクターゲームリンク 概要 サンリオキャラクターズ一覧 主なルール 主なモード(一人用) 主なモード(複数人用) メインルール 問題点 評価点 総評 概要 東京都多摩市にあるテーマパーク「サンリオピューロランド」を舞台としたすごろくゲーム。「ハローキティ」を筆頭としたサンリオキャラクターズが出演している。 サンリオピューロランドの広告を兼ねたゲーム内容となっており、ゲーム内で様々なアトラクション解説がされる。 本作の発売日(11月1日)はキティの誕生日と同じである。おそらくは狙って発売したものと思われる。 任意セーブ方式。 サンリオキャラクターズ一覧 作品名 キャラクター ハローキティ ハローキティ ディアダニエル コロコロクリリン コロコロクリリン ポムポムプリン ポムポムプリン けろけろけろっぴ けろけろけろっぴ バッドばつ丸 バッドばつ丸 おさるのもんきち おさるのもんきち みんなのたあ坊 みんなのたあ坊 リトルツインスターズ キキ ララ パティ ジミー パティ ジミー マイメロディ マイメロディ ぽこぽん日記 ぽこぽん日記 マロンクリーム マロンクリーム ハンギョドン ハンギョドン タキシードサム タキシードサム ポチャッコ ポチャッコ アヒルのペックル アヒルのペックル リンディ・レパード リンディ・レパード 主なルール 主なモード(一人用) ストーリーモード 5つのステージを順々にプレイしていくメインモード。 プレイヤーマス1人とCPUマス3人ですごろくゲームを行う。 勝敗に関わらず、必ず全ステージがプレイでき、すべてを終えるとスタッフロールで幕を閉じる。 モード終了後は「ゲットしたカード」「なかよし度」「解禁したミニゲーム」が引き継がれた状態で周回プレイが可能。 フリーモード ステージ単体を自由に選んでプレイできるモード。 ステージセレクト制である事を除けば、大方はストーリーモードと同じルールである。 情報を見る ゲーム内の情報を鑑賞できるモード。確認できる情報は以下の通り。 ストーリー・フリーモードで得た「ゲットしたカード」「なかよし度」の鑑賞。 「サンリオピューロランドの全体図」「アトラクションの簡易説明」の鑑賞。 ストーリー・フリーモードで特定条件を満たすとミニゲームが解禁され、それをこのモードでプレイできる。ミニゲームは「ボードライド」「フェアリーランド」「メルヘンシアター」「ディスカバリーシアター」「キティズハウス」の5種類がある。 主なモード(複数人用) 対戦プレイモード 最大四人までのステージをプレイできるモード。 プレイするには人数分のGBA本体と本ソフトが必要。 大方は一人用のフリーモードと同じルールとなる。 カード交換 ゲットしたカードを友達同士で交換できる。 交換するにはGBA本体と本ソフトが2つづつ必要。 交換とは銘打っているものの、交換した側のカードは消費されない。厳密にいえばカードを相手側にコピーする機能という方が正しい。 メインルール プレイヤーのコマキャラ選択について。 セーブデータ作成後、自分のコマにあたるキャラを4人から選択できる。 選択したキャラは途中変更する事はできない。よって、そのセーブデータ内ではそのキャラを使い続ける事になる。 なお、コマキャラはサンリオキャラクターズではなく、オリジナルの人間キャラ(女の子3人・男の子1人)である。 至ってありがちなすごろくゲームである。 「1~6のサイコロを振ってコマを動かし、マスを進めてゴールマスにたどり着けばクリア」という流れとなる。 マスの効果には様々なものがあるが、ゲームオーバーになる様なペナルティはせず、必ず全員が最後までステージを続けられる。 マスの位置によってはルート分岐する場面があるが、どの様なルートを選ぼうが必ず最後は一本道でゴールに向かう道のりとなる。 ストーリー・フリー・対戦プレイの各モードにおけるCPUのコマは、マス移動以外のすべての演出が強制的にカットされる。 勝敗結果に関して。 ステージを終えると結果発表がされ、その時点で多くポイントを獲得していたプレイヤーが勝者となる。 ポイントは次のステージで引き継がれる事は一切ないので、一方的な先制でステージ毎のトップに君臨する事はできない。 ポイントについて。 下記の条件を満たすと「ポイント」がゲットできるチャンスとなる。 ポイントの意味合いに関しては上記の項を参照の事。 ポイントの入手条件は以下の通り。 ピンクマスの質問イベントで適切な解答をする。 黄色マスの選択キャラとのサイコロ勝負に勝つ。もしくは、選択キャラの"なかよし度"を5つ集める。 緑マスに止まる。 水色マスの買い物でアイテムを売る。 青マスのサイコロ勝負に勝つ。 ゴールマスに止まる。他のコマよりも早い順番でゴールする程に得られるポイントが多くなる。 ステージ終了後のポーカーストックによるペアを持っている。 ステージ終了後のアイテムルーレットが残留アイテムと一致する。 逆にポイントのマイナス条件は以下の通り。 水色マスの買い物でアイテムを購入する。 青マスのサイコロ勝負に負ける。もしくは、強制的にポイントを奪われる。 なかよし度について。 黄色マスに止まると「なかよしイベント」が発生する。 20キャラから好きなキャラを選択し、サイコロ勝負を行う。勝負に勝てば特定のポイントがゲットできるが、負けてもペナルティはない。 勝負後は勝敗に関わらず選択キャラの「なかよし度」というハートが1つ蓄積される。これを5つ集めるとカードと多めのポイントがゲットできる。 なかよし度は次ステージ以降も引き継がれた状態でのプレイとなる。 カードについて。 下記の条件を満たすと「カード」をゲットできるチャンスとなる。 カードを入手するとモードの"情報を見る"などで自由に鑑賞でき、カードに描かれたキャラの説明も合わせて確認できる。 入手条件によっては既に所持しているカードをゲットする場合もあるが、それを複数ストックする事はできない(すなわち"はずれ"ゲットである)。 カードは全部で95種類用意されている。 カードの入手条件は以下の通り。 緑マスに止まる。 黄色マスに止まり、選択キャラの"なかよし度"を5つ集める。 モードの"情報を見る"でプレイできるミニゲームを好成績でクリアする。 友達との"カード交換"でお互いのカードを交換(コピー)する。 一部のカードは「本作公式サイト(今は閉鎖)や雑誌の付録などに公開されているパスワード」をゲーム内で入力しないと入手できないものがある。 ポーカーストックに関して。 カードを入手する度に、そのキャラの作品(*1)の顔が表示された絵が最大で6つまでポーカーストックされる。 ステージ終了後に顔絵がペアを組んだ状態だと、それに応じて特別ポイントが貰える。 ポーカーストックを次ステージへ持ち越しす事は一切できない。 アイテムについて。 水色マスに止まると「アイテム売買」が行える。 アイテムはポイントと引き換えに購入できる。逆に持っているアイテムを売る事も可能。 アイテムは総計で7種類あり、入手したそれをプレイヤーのターン時にて使用できる。アイテムは「使用すると○マス進める」という効果が主となる。 アイテムを次ステージへ持ち越す事は一切できない。 アイテムルーレットに関して。 ステージ終了後にアイテムルーレットが発生する。余っているアイテムを使わないままステージを終えた場合、残留アイテムとアイテムルーレットが一致すると特別ポイントが貰える。 マスの種類について。 本作のマスは以下のものがある。マスによってはサンリオキャラクターズによるイベント演出が発生する。 「STARTマス」…各コマ共にここからステージが始まる。 「GOALマス」…コマをここに止めればゴールとなる。 「白マス」…何の効果もないマス。 「ピンクマス」…サンリオキャラクターズが雑談と質問をしてくるマス。質問の答えによってはポイントが貰えるチャンスとなる。 「黄色マス」…好きなサンリオキャラクターズを選びサイコロ勝負ができる。詳細は上記"なかよし度"の項参照。 「緑マス」…何かのカードが1枚貰え、ポイントも加算される。 「水色マス」…アイテムの売買ができる。詳細は上記の"アイテム"の項参照。 「オレンジマス」…リンディ・レパードがサンリオピューロランドの情報を教えてくれる。ゲーム的な意味での効果は一切ない。 「青マス」…いわゆるマイナスマス。バッドばつ丸がサイコロ勝負を挑んでくる。また、勝負なしで問答無用にポイントを奪ってくる場合もある。 問題点 大方運ゲーのすごろくである。 勝負の行方はサイコロの出目次第でしかない。 「コマをマスを動かすのもサイコロ振り」「サイコロ勝負のもちろんサイコロ振り」と、全体の8割以上の行動は運によって勝敗が決まる内容となっている。 自身が行動に関与できるマスは全編通しても大幅に少なく、本作にまとまった戦略性を求めるの無理といえる。 運ゲーなので勝っても格別盛り上がらないし、負けても悔しい気分にならないという虚無感が味わえてしまう。まぁ、お子様向けのゲームに複雑な戦略要素を求めるのもアレかもしれないが…。 大方作業ゲーのすごろくである(一人プレイ)。 ひたすらに5つのステージを繰り返していくだけなので、延々たる作業と隣り合わせになるのは必至となる。 そしてそのすごろく自体も運ゲーなので、「盛り上がらない作業」の押し付けとなり、かなり早い段階からゲームがマンネリ化してくる問題を抱えている。 カード集め位しかまとまったやり込み要素がない。 ステージ終了後にも引き継がれる要素は「ゲットしたカード」と、カードゲットに繋がる「なかよし度」位しかなく、ポイントなどのステータスは一切引き継げない。 よって、カードがゲットできるチャンスとなる"緑マス"と、なかよし度がUPできる"黄色マス"以外のマスは、やり込む上では"はずれ"の部類となる。 そして本作のマス移動は運によるサイコロの出目で決まるので、運が悪いと"緑・黄色マス"に止まる事なくステージが終了してしまう事もあり得る。 ショボいミニゲーム。 特定条件を満たすとプレイできるミニゲームにも問題あり。 たった5種類しかミニゲームしかなく、その内容も格別熱中できる程のやりがいがある訳でもないので、ミニゲームはあってないものと思った方がいいかもしれない。 カードゲットの条件の1つとして「ミニゲームの好成績クリア」が該当するので、ミニゲームが苦手なプレイヤーも付き合わなければならない。幸いにもミニゲームの難易度は低く、よほどゲームが苦手でもない限りは好成績クリアを出すのにさほど時間がかからないのが救いではあるが…。 カード集めも運が絡む。 順調にカードを集めても95種類のカードが確実にコンプできる保証はない。 というのも"緑マス"で得られるカードはランダムなので、何度マスに止まっても一向に目的のカードがゲットできない事態に陥ってしまう。 「"なかよし度"の蓄積」や「ミニゲーム関連」は専用のカードのゲットとなるので、こちらに関してはランダム性に悩まされる心配はない。 「友達との"カード交換"で持っていないカードをコピーさせてもらう」という手もあるが、その友達が本作をやり込んでいる事が大前提となる訳で…。 パスワードによるカード解禁は、既に本作公式サイトが閉鎖されている今となってはパスワードを知る術がないという状況に…。)よって、自力プレイでのカードコンプは不可能という事になる。 通信プレイの問題。 対人戦を行うには「GBA本体と本ソフトが人数分必要」となる。 よって、4人対戦を行うには相当な経費がかさむ事を意味し、すごろくゲームの醍醐味といえる対人戦プレイの敷居が異様に高いのが難点となる。 もっとも、そのすごろくが運ゲーなので、例えプレイできる環境であっても楽しめるという保証は致しかねるが…。 評価点 ゲームテンポは上質な部類。 この手のキャラゲーにありがちな「余計な演出」によるテンポ悪化はほぼない。 CPUコマにおけるマス移動以外の演出がばっさりカットされる影響で、プレイヤーがターンを終えてから待たされる時間は10秒もかかるか否かの手短さで済む。 各ステージのマス総数が少なく、早い段階でゴールにたどり着けるのもテンポの良さを助長している。 マス毎に発生するイベントの数々はどれもさっぱりとしており、ぐだぐだ感を見せ付けられる心配もない。しかし、逆にいえば素っ気ない気味のイベントともいえるが…。 一人プレイにおける作業前提のやり込み要素の苦痛が、このテンポの良さのおかけで大分緩和されているのは良心である。 サンリオキャラクターズが多く出演している。 キティを筆頭にメインキャスト(なかよしイベント)だけでも20キャラ、カードの絵柄専用のものも含めるとさらに多くのキャラが集結する。 この辺は流石キャラゲーといったところだが、イベントのさっぱり加減の影響でどのキャラもあまり目立っていないのは寂しい気がする。 サンリオピューロランドの解説が見れる。 実物のサンリオピューロランド内にあるアトラクション情報をMAP形式で鑑賞でき、「実物の実用ソフト」としての一面もある。 とはいえ、情報はこのゲームがリリースされた2003年時のものであり、今とは大分地域環境が変わっている可能性がある。 総評 純粋にすごろくゲームとしては「勝つも負けるも運次第」という清々しいまでに大味なものであり、戦略性を駆使する楽しみは期待しない方がいいだろう。 「サンリオキャラクターズ、及びサンリオピューロランドのファンソフト」といった趣旨が非常に強い作品であり、ゲームとして価値は正直高くないと思われる。
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消されたモーメント,350,パット・ヒュイット,文庫,86/07,スターライトゲームブック はじめての女性向けゲームブック。 空白の二日間にはどんな秘密があるのか?謎を解くのはあなたです。 あなたの判断と直感で、ベストだと思う道を選んで物語を進めてください。 はたしてあなたはハッピーエンドにたどりつけるでしょうか? ランナウェイ・ボーイを探せ,300,ヘザー・フィッシャー,文庫,86/07,スターライトゲームブック はじめての女性向けゲームブック。 スリリングな捜査とラブロマンスに彩られた探偵ストーリー。ラッキーナンバー、 星座、コインがあなたの運命を左右しますが、重要なのはあなた自身が道を 選ぶときです。冷静な判断と直感を働かせ、捜査を進めてください。 なぞの挑戦状,***,甲谷勝,A4判,92/04,ピンクパンサー・ゲームブック―クロスワード編 クルーゾー警部に届いた一通の手紙。 それは、ピンクパンサーからの挑戦状だった。 みんなで、警部といっしょに、クロスワードを解いて、ピンクパンサーをつかまえよう。 名画をさがせ!,***,甲谷勝,A4判,92/04,ピンクパンサー・ゲームブック―めいろ編 ある大富豪のお屋敷から、世界の名画が盗まれた。 犯人をさがすには、名画に重ねられためいろを全て抜け出さなければならない。 美しい絵に、見とれているわけにはいかないよ。 ピンクパンサー世界一周,***,甲谷勝,A4判,92/05,ピンクパンサー・ゲームブックパズル編 ハンギョドンの犯人をさがせ! 推理ゲーム,***,甲谷勝,A6判,92/12, バッドばつまるのよくばりゲームブック,***,サンリオ,A6判,96/06,サンリオギフトブック11
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【サンリオ】過去の選考形態 2007年度エントリーシート(WEBでダウンロード)⇒⇒集団面接2回⇒筆記試験(SPI)⇒役員面接(集団)⇒最終面接(集団 意思確認) 【サンリオ】選考 ※サンリオは就職サイトを通じての募集を行っていないので公式ページ を通してのみ選考が行われる。 (説明会などもナシ) 一次&二次面接 1時間程度 (人事):(学生)=1:3~5 服装:私服奨励(他社の選考があればスーツも可。スーツだとつっこまれる。) コミュニケーションシートと呼ばれるESや履歴書の内容に沿って和やかな雰囲気で進められる。 今日の服装のポイントは何か。 店舗やピューロランドを訪問しての感想、問題点があれば問題点。 今まで人にプレゼントして一番喜ばれたものは何か。 あなたは人にどう思われていると思うか。(初対面の人、親友など、それぞれ。) 自覚している長所と短所はどこか。 誰にも負けない強みは何か。 中国製の模造品問題についてどう思うか? 家族の中でどんなルールがあるか。 3年後どうなっていたいか。 筆記試験 中学レベルの国語、数学、英語、理科、社会、一般常識などと適性検査。 (それぞれ60分) 役員面接 1時間30分程度。 健康診断書、成績証明書、卒業見込み証明書の提出。 過去の面接とほぼ同じことを聞かれる。 【サンリオクイズ】 早いもの勝ちで応える形式で10題程度。(説明会や会社案内がないのでここで企業分析をやって いるか試される。) サンリオは今年で何周年? キティちゃんが過去にコラボしたことのあるキャラクターは? キティちゃんファンの海外有名人は? 主要取引先企業は? サンリオの売り上げが最も伸びる月はいつか? サンリオの主要海外拠点はどこか?(売り上げ高順に) 最近ニュースでサンリオが話題になったことは? ライセンス契約をしている主要企業は? サンリオ社員の男女比は? ギフトゲートの数と、最も売上高の高い店舗の場所は? キティちゃんの男性向けにとった戦略は? 3つくらい答えられると良いと思います。答えると、「あなたならどうしますか?」と 考えを聞かれるので普段から問題意識をもつことが大切。 最終面接 (社長&人事):(学生)=2:4~6 1時間程度 入社意思確認(ほぼ内定)&雑談。 サンリオの沿革やこれからの展望について。 ピューロランドを訪問した感想についてのディスカッション。 【サンリオ】でブログ検索 #blogsearch2 【サンリオ】で口コミ検索 #bf
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サンリオタイムネット 過去編/未来編 【さんりおたいむねっと かこへん/みらいへん】 ジャンル ロールプレイングゲーム 対応機種 ゲームボーイカラー(全GB共通) 発売元 イマジニア 開発元 トーセ 発売日 1998年11月27日 定価 各3,500円(税別) 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 満遍なく破綻したゲームバランス広すぎるマップ良くも悪くも個性的なモンスター達ストーリーやBGMは良好 サンリオキャラクターシリーズ 概要 ストーリー 特徴・問題点 評価点 総評 余談 概要 発売当時人気絶頂の『ポケットモンスター』を大いに意識した、いわゆるポケモンフォロワーの1作。 ポケモンと同様に、モンスターをアイテムで捕まえて手持ちとし、育成と対戦を行うRPGである。 以下の記述にはポケモンとの比較が多々あるが、ご容赦願いたい。 主人公はオリジナルだが、タイトルに「サンリオ」とある通り、脇役などにサンリオキャラクターが多数登場している。 ポケモン同様、「過去編」「未来編」の2バージョンで発売され、児童誌などで宣伝も打たれていたが、その内容はお世辞にもあまり良いとは言えないものであった。 ストーリー ある日、主人公の元へ一通のメールが届く。その送り主である老人は「消滅の危機にあるタイムネットの世界を救って欲しい」と頼む。どうやら、タイムネットの世界を司る「時の柱」が何ものかによって壊され、世界が過去と未来の2つに引き割かれてしまったらしい。そして主人公はタイムネットの世界へ旅立ち、散らばっていった時のかけら(モンスター)を集め、時の柱を直しつつ犯人を突き止めるための冒険にでるのであった。 特徴・問題点 全体的にゲームバランスが悪い。 モンスターや技の属性は全14種あるのだが、とにかく無駄に多い上に分かりづらい。 ほのお・みず・かぜ…など一般的な物もあるが、ボム・レーザー・ヒート等弱点を連想しがたい属性がある。 特にほのお属性があるのに熱的なモンスターが該当するヒート属性は存在自体がツッコミどころ。ヒート属性に該当する敵は中華調理人・教育ママ・電子レンジなどがモチーフだが、それぞれほのお属性・ESP・マシン等他に分類できそうな属性もちゃんとある。ちなみに技の方は「発熱をうつす(39度8分・熱うつし)」「熱い蒸気(高熱スチーム)」など、火を伴わない熱攻撃はまだ分かるが「かれいな テクで れんぞくこうげき(鉄人の技)」とどこに熱要素があるのか分からないものや「 熱い豆 で攻撃(ビーンズショット)」など無理やり熱要素をつけているものもある。 また、ボム属性は名前でわかる爆発攻撃以外に毒ガス系の攻撃(悪臭ガス・すかしっぺ)もこの属性である。どこにボムの要素が…? そのくせほのお・みず属性はあってポケモンで言うくさタイプに相当する属性がないので植物系のモンスターと技は全てつち属性扱いになり、見た目に反してほのお技がかえっていまひとつになる(*1)。 ポケモンでは相性によるダメージ倍率がばつぐん・等倍・いまひとつ・無効と4段階だが本作は6段階存在し、かなり複雑で相性を覚えにくい。 0.5倍と0.75倍の時は「へいきなようだ」と「あまりきいていない」となのでまだ分かりやすいのだが、2倍弱点を突いたときは「じゃくてんを ついた!!」で1.5倍の時は「にがてなようだ!!」とだけ表示されるため、文面だけ見るとどちらがより高威力なのか分かりにくい。 モンスターに技を覚えさせるためのアイテムである「スキルパック」と、特定属性の攻撃を吸収できる「パワーマーク」は、どのモンスターにも自由につけ外しができるため、モンスターの個性を消している(ただ能力が高いモンスターに強いスキルパックと弱点属性対策のパワーマークをつけるだけで良い)。 とくに強力なスキルパックが相手を一定確率で「ひんけつ」状態にできる「ライトビーム」。このゲームは「ひんけつ」状態になるとHPがどれだけ残ってようとその時点でモンスターが瀕死になるのだが、一部のモンスターが使うと回避されない限りほぼ100%でひんけつ状態にできてしまう。そのためライトビームでひんけつを引き起こせるモンスターを見つければあとはほぼ無双ゲーと化す。 これだけの超威力ながらライトビームのスキルパックは「難しい条件の報酬となっている隠しアイテム」ではなく、攻略上必ず訪れるマップに落ちているため、取りこぼすことも滅多にない。 ちなみに裏ダンジョンの一部の敵などには通用しない相手もおり、他の貧血になる技は100%貧血にならない。ライトビームの説明文にも「 たまに あいてを ひんけつにする レーザーこうげき」と書いてあるためこの現象はなんらかの設定ミスかバグが原因と思われる。 他にも貧血状態にできる技はあり、自力習得するモンスターがいる。こちらは100%とはいかないものの、当たればそれなりの確率でひんけつにできてしまう。 パワーマークは対応した属性攻撃を吸収して回復してくれるのだが、これの影響でどのモンスターも弱点が実質ほぼ無意味なものになっている。 通信対戦をやり込もうとすると相手がどんなパワーマークをつけているか想像もつかないので戦略もあったものではない。ポケモンのように流行らなかったため問題になっていないが。 ちなみに「にばいがえし」というポケモンでいう「カウンター」と同効果の技があるのだが、 パワーマークでダメージを吸収してもこの技はちゃんと発動する 。このため回復しながら倍ダメージというとんでもコンボが使える。ちなみににばいがえしも例によってスキルパックが存在する。 他にもえげつない技は存在し、例えばマメタンとアランというモンスターが覚えるビーンズショットという技はまさかの 8回 連続攻撃となっている。 この手の技はポケモンのとげキャノンやおうふくビンタのように「低威力で連続攻撃」を連想するかもしれないが、実際は「それなりの威力で8回攻撃」。つまり相手は死ぬ。 更にマメタンは最終的にグランブレイズというほのお属性最強クラスの技も使える。マメタンは名前通り豆炭に手足と目玉・口をくっつけただけのマヌケな姿なので完全に見た目と強さが合っていない。この壊れ技を持ちながらマメタンは比較的序盤に登場する。 以上のように当たればヤバい技がある反面、とにかく技が当たりにくい。5回連続当たらないと言う事もザラでバトルはグダグダ。 他にも、麻痺などの追加効果がある技で相手モンスターを攻撃して倒すと、わざわざ「○○になった」と出てからやられる。無意味なうえにテンポも悪い。 モンスター同士でのバトルを仕掛けてくるNPCも、序盤から普通に回復薬を全てのモンスターに使ってくる奴や、体力が減ると交代を繰り返す奴が多く鬱陶しい。 ポケモンと違い中ボスという概念がないせいか、そこら辺にいるNPCですら5~6匹持ちなので余計に辛い。 敵のレベルが突然跳ね上がることがある。 スタート地点にある洞窟に、いきなりレベル10台のモンスターが出る。NPC等による警告がない為、うっかり迷い込んで全滅した者多数。 通常エンカウントで、レベル20台程度の敵しか出ないはずの所でいきなり40台の敵が出現する。 また、進行状況によってレベル40台の敵が出現するようになるエリアがある。スタート地点もその一つ。 レベル60台のモンスターが出現するハナダのどうくつ的な裏ダンジョンに中盤から行けてしまう。もちろん誤って迷い込んだら終わり。 ラスボスのレベルは99。しかも二連戦。その前に戦うライバルは40台なのにもかかわらず、である。 とはいえ、これは強く見せるためだけに設定されたものであり、ラスボスの戦法を理解していればレベル60程度のモンスター+十分な回復アイテムがあれば勝てる。 ラスボス戦では敵味方ともに状態異常が発生しない仕様のため搦め手は通用しないが、第一形態は無意味な状態異常攻撃・第二形態はダメージの無いすばやさ上昇技を使うので隙があり、こまめに回復していれば即死することはほとんどない。 しかし問題なのがラスボスは両形態ともに3ターンごとにしもべのモンスターと交代し、しもべと戦っている間は回復してくること。 しもべを一撃で倒せる火力があれば回復されない。逆に火力が足りなければ絶望的で、お互いに回復し続ける泥仕合となってしまう。そのうちこちらの回復アイテムが尽きて負け。 両形態ともにレーザー技を使用するのでエースにレーザー属性を吸収するパワーマーク7を装備していれば大分勝機は出てくる。パワーマーク7は隠しダンジョンに隠されており入手場所の攻略本の記載が間違っているためノーヒントでも攻略本込みでも入手が難しいというおまけつきだが。 ちなみにラスボス戦後イベントが進行するまで若干間があるのだが、その瞬間にAボタンを押してしまうと 戦後イベントが正しく進行せず、再びラスボス戦になってしまう という致命的なバグがある。後述のシナリオ面の攻略難度からまずラスボス戦までたどり着けない人の方が大半なのでこの現象に遭遇する人は相当希少だが。 バトルの技のエフェクトは、どれも同じような物が多い上、大技らしき技でもあまり迫力がない。 ダンジョンや町がただっ広い。それでいてエンカウント率が高く、ポケモンでいう自転車に相当する「ソーラーバイク」で移動する事を前提として作られているようにも思える。当然ソーラーバイクのない序盤は苦労する。 メニューでダンジョンの情報を得ることが出来る項目があるが、一部は選択した時点で100%フリーズしてしまう内容もある。 そしてRPGでは基本安全地帯のはずの町でも普通にモンスターが出現するので、探索が大変。 しかも戦闘中の逃走が困難で、ポケモンでは確実に逃げられる位のレベル差があっても一度では逃げられない場合が多い。エンカウントを阻止するには店に売っている消費アイテムを使用する必要があるが、膨大に移動する必要がある今作においては雀の涙程度の効果時間しかない。 そもそもそのアイテムの効果も、自分と相手のレベルに10以上の差があるにもかかわらず発揮されないという有様。 元スタッフによると、これらの安全地帯なし・逃走が困難という仕様はプロデューサーの「 緊迫感がなくなるから 」という鶴の一声に逆らえず、やむなくこのような仕様になってしまったとのこと。高難易度が評価される高年齢層向けのPCゲーム等ならまだしも、どう考えてもサンリオゲーを買うような女児向け作品でやることではない。 モンスターを捕獲するのには使い捨てのゲットカードというアイテムかデジカメ(何度でも使用可能)を使う必要があるが、何故かゲットカードはレベル10までのモンスターしか捕獲できない。 デジカメは何度も使えてレベル制限は無いのでデジカメ入手後はゲットカードの存在意義がなくなる。だったら初期装備でデジカメを持っていてよかったのでは? ごく短期間ではあるがレベル制限のせいでデジカメ完成までモンスターを捕獲できない期間がある。 終盤デジカメの捕獲率が上昇すると説明文に記載されている「パワーモジュール」というアイテムが入手できるのだが、ユーザーの解析によるとこれは設定ミスで実際は上がらない。 後述のフライトマシンのパーツに何故か捕獲率を上げる隠し効果があるので恐らく内部のコードを取り違えた物と思われる。このパーツはシナリオ進行で失われるので結局デジカメの捕獲率の恒常的な上昇には使えない。 時の柱を直す為に集める事になる時のかけら(モンスター)達は、普通に万人受けしそうな物もいるとは言え物体に顔や手足をつけた程度の物が多く、顔の潰れたばあさんの「おしぶババァ」、大便に顔と体をつけた「ウンチンボーヤ」(*2)、化粧の落とし跡の「ガンタク」等、一部はかなり異色で好みが分かれる。 ちなみにこのウンチンボーヤ、進化体はウンチンボーヤ→ウンチンライダー→ウンチンセンムとなる。つまるところ出世してもずっとウンチである。あろうことか、このウンチンボーヤの進化系であるウンチンライダーが、未来編のパッケージに堂々と描かれている(上画像参照)。 サンリオを名乗るな これらのデザインも元スタッフによるとこんなキャラデザでもサンリオ側の大御所デザイナーがデザインしたため拒否できなかったとのこと。 ちなみに初代ポケモンのキャラデザについては、複数の社内デザイナーが数百近い案を出し、それを基にデザイナー以外のスタッフ含めて投票を行い人気が高かった150匹に絞ったとのことである。対して本作はサンリオとの歪な力関係やポケモンブーム中に急いで出す・後述のタイアップの都合上延期できない等の理由からリテイクが行われなかったという開発事情が容易に想像できる。 また主人公に勝負をしかけてくるNPCも殆どサンリオキャラクターが担当しているが、イメージにそぐわない口調で襲いかかってくるので印象ブチ壊し。しかも、前述した奇妙なモンスターたちを出してくるのでさらに不釣合い。 なぜかハンギョドンだけは終盤に登場するモンスターとして扱われており、進化によってヒーロー的な姿の第二形態「グレートハンギョ」、人型ロボットに乗り込んだ姿の最終形態「ハンギョドンロボ」となる。確かにハンギョドンは「ヒーローになりたがっている」という設定のキャラクターだが、進化形態は元絵とかけ離れていて似つかわしくない。 しかもハンギョドンはここでしか捕獲機会がない。倒しても捕獲するまで何度でも再戦可能であるが、何故か通信交換に出せないので間違って逃がしたら二度と入手できない。 終盤に「星型CD」を入手するイベントがあるのだが、そのイベントの中身がエンジェルキティに星型CDを盗まれたのでそれを取り返す必要があるというもの。 エンジェルキティは本作オリジナルキャラであってキティちゃん本人ではないとは言え、 サンリオの看板キャラの派生キャラに強盗まがいのことをさせる というのはどうなのだろうか。 手持ちのモンスターにはニックネームを付けられるのだが、ゲーム中の表記は「モンスター名・名付けたニックネーム」という妙な仕様である。例えば先に挙げたハンギョドンに「ハンギョ」と名付けた場合、ゲーム中では「ハンギョドン・ハンギョ」となる。進化すればよりおかしな表記になるのは言うまでもない。 この一方で、「クリキンJr.」や「チョー・ちん」のようにモンスター名の時点で「.」や「・」が入ったものも存在している。見栄えや語感の悪さもそうだが、せっかく考えたニックネームが事実上のミドルネームとなるのはいかがなものだろうか。 クリアへの導線が悪い ほぼノーヒントの謎解きや、ヒントはあれど抽象的で分かりづらいものが多い。 それでも中盤まではそれなりに行き止まりにぶつかるため、行き止まりになった地点で進行フラグを探していけば進めるのだが、中盤からは一気にラスダン以外のほぼ全てのマップに行けるようになってしまう。しかし行動範囲の広さに反して、モブキャラとの会話などでフラグを建ててないとイベントが発生しない地点が多く、進行フラグを取りこぼしやすい。 例えば初代ポケモンは進行ルートこそ自由だが、ジムリーダーを倒せばバッジが手に入る・ロケット団を倒すというおおまかな目的はあるため迷いにくい。対して本作はこうしたシナリオ中の進むべき目標地点が分かりにくい。 特に、シナリオを進める上でフライトマシンを動かすための重要アイテム「ウイングクリスタ」入手で詰まりやすい。 ウイングクリスタに関して作中に「池の方にクリスタルが流れてくのが見えた」という会話があるが、 このヒントが初めて聞ける時点では貯水池に行ってもウィングクリスタ入手フラグとなる人物が池にいないため、ウィングクリスタを入手出来ない 。このため池で探しまくったまま分からずじまいでゲームを投げた人も多いと思われる。 この一連のイベントはフライトマシンの本体を作成するイベントがウイングクリスタの入手タイミングよりもかなり前の段階であるため、特に攻略の順序を間違いやすい。クリスタを持ってないと本体も渡して貰えない・本体入手タイミングをクリスタとほぼ同タイミングにする、等にしてくれればよかった物を…。 進行上、複数回会う必要のある重要人物がダンジョンの奥にいるため、敵のエンカウントも相まって一々会いに行くのが苦行。 フィールドに表示されないアイテムは「おたからたんちき」というアイテムで拾うのだが、アイテムのある位置は教えてくれないため、シラミ潰しに調べ歩かなければならない。 ちなみに本作の攻略本には、どのマップにアイテムがあるかは書かれているが、具体的な位置は掲載されていない。たとえ攻略本を見ても、結局は該当マップでシラミ潰しに探す事になる。 ウォッチという何度でも使えたり恒常的に効果を発揮するアイテムがあるのだが、どれも入手が後半~終盤に固まっている。一番使いたい序盤~中盤に使えない。 特にポケモンでいう「そらをとぶ」ができるウォッチがあるのだが、上述したウイングクリスタ入手のために複数の場所でフラグを立てる時点ではこのウォッチは入手できないため、不便極まりない。 物語途中で過去/未来へ行ける展開となり行き来出来るのだが、またその後のストーリー展開で自由に行き来出来なくなる。 時の柱を直すためには「種類を問わず、のべ161体のモンスターを捕獲する」ことが必須条件となっている。これをクリアしなければ終盤のシナリオが進められないのだが、「のべ161体」…つまり「種類問わず161匹分集めればよい」ので条件自体は複雑なものではない。しかしながらモンスターの種類も161種類であるため紛らわしく、「161種全てのモンスターを集めないとクリアできない」と勘違いし挫折する人も多かった。 作中ではライバルに「ときのはしらの修理に必要な数と全モンスターの種類の数は同じ( 同じモンスターが重複してはいけないとは言っていない )」時の老人には「161匹のかけらを集めるのじゃ( 同上 )」とだけしか説明されない。 もちろん勘違いしなくても100体以上自力で捕獲する必要があるので簡単な条件ではない。 ちなみに全種類集めるとエンディングの台詞が変わり(*3)、その後クリア後に時の老人に図鑑を見せるとポケットプリンタ対応の認定書画像が得られる(参考スレッド)という要素もあった。その一方で、配信限定(とされた)モンスターが4種類もいるため、今となっては図鑑完成は不可能とされていた。 通常プレイで入手できるモンスターの中でも「レクスウォーカー」というモンスターの入手方法がやたら難しい。最初にもらえるモンスター(過去編、未来編3体ずつ)の第二形態6体すべてを手持ちに入れた状態で中盤のダンジョン(普通なら最終形態で臨むのが適切なレベル)の特定のスポットに行く、という条件。後述の通り最終形態ならいくらでも手に入るのだからそちらを条件にすればまだよかったものを…。 近年になって判明したことだが、実は配信限定モンスターを入手できるコマンドがゲーム内に存在している(後述)。そのため、過去編・未来編の両ソフトと通信交換可能な環境さえあれば、一部モンスターの入手難度は別としても図鑑コンプは可能となっている。 評価点 主人公が男女で選べる。 当時のゲームでこれはまだ画期的だった。ちなみに選ばれなかった方の性別の主人公はライバルとなる。 ゲームを始めるたびにこれまでのあらすじが解説されるので久々に起動した時でも話を思い出しやすい。もちろんスキップもできる。 全体的にBGMの出来がいい。また、バトルでは状況により曲がシームレスに変化していく。 戦闘曲は未入手モンスター戦、入手済みモンスター戦、対NPC戦、ラスボス戦の4種×各々優勢・互角・劣勢用の3曲で実質12曲存在する。しかもこれらが状況に応じて変化するというのはゲームボーイではこのゲームぐらいなのではないか。 ポータブルMDというアイテムを入手すればサウンドテストとして使えるが、入手には高レベルの敵が出現する隠しダンジョンを攻略する事が必要。 戦闘でNPCに勝利した場合、相手の手持ちモンスターから一匹好きなモンスターを奪取できる。即戦力強化できる他、普通に戦っていくだけで時のはしらの完成度をある程度上げることができる。また、この方法でしか入手できないレアモンスターもいる。 この他にも通信交換で進化するものや、アイテムを使うと進化するものなどもいて、収集欲を刺激してくれる。 パワーマーク・スキルパックは(好意的に解釈するのであれば)戦略性に幅を持たせ、見た目が気に入ったが性能が物足りないモンスターでも活躍させることができる。これらは使い捨てではないので流用が効くのも嬉しいところ。 エースとして1体だけ育てるプレイスタイルは本作攻略の上で有効である。属性相性の悪い相手だろうとレベル差で叩きつぶせるし、ラスボスも1体のみで勝てる。 逆に言うと、ポケモンのように相手によって色々な属性のモンスターを使い分けるスタイルではレベル不足になりがち。そしてラスボスに火力不足で詰む ゲームセンターではバイクレースとスロットのミニゲームが遊べる。特にバイクレースは結構面白い。 ゲームセンターの商品には過去編では未来編、未来編では過去編で最初にもらえるモンスターの最終形態が入手できる他、ここでしか入手できないポリゴン的なモンスターもいる。 さらに、能力値をアップするアイテムまで景品として入手可能。 ストーリーはSFとファンタジック要素がいい具合に混ざり合っており、ここにタイムスリップと世界の崩壊というファクターが加わることで独特の雰囲気が生まれている。 要素色々混ぜすぎ、というツッコミが飛んできそうではあるが、少なくともストーリー面で大きな破綻は無い。ゲームバランスは破綻しっぱなしだが。 過去世界にあったものが未来世界では別の物になっているというケースが多く、意外性がある。 また、モンスターに上記のような意味不明な物や不気味な物がいるのは、メタ的にはほぼ「大人の事情」としても、詳しくはネタバレになってしまうが作中世界の真相から来るものと解釈することも出来なくもない。 サンリオキャラはすでにモンスター・マップにかなりの容量を割いているのに60人程度も登場し、図鑑も存在する。ドット絵のクオリティも悪くない。 有名所だけではなく初出がかなり古いものやマイナー所も押さえている。以降のサンリオゲーはたいていメジャーキャラしかでないため、資料的な価値はあると言える。 ラスボスはサンリオに版権があるのかすら曖昧だった意外なものが元ネタとなっており、かなりのサンリオマニアしか知らないであろう通な選出となっている。 総評 全体的な面で「劣化ポケモン」という評価は否めないが、評価の高いBGMや個性的な趣がある雰囲気など光るものが全く無いわけではない。 サンリオキャラクターのグラフィックも可愛らしく再現されており、また、ラスボス戦からエンディングにかけて一気に盛り上がるシナリオなどからコアなファンもそれなりにはいる。 本家ポケモンの様なクオリティには届いていないものの、駄作と切って捨てられるべきというほど出来が酷いというわけでもなく、それなりに魅力もある。 また、元スタッフの証言を見る限り問題点のいくつかは所謂大人の事情に振り回された結果によるものでもあり、その点では不憫ではある。 とは言え致命的なバグや不親切過ぎる説明等擁護しきれない部分が多々あるのも事実。ゲームバランスに関しても技面のちゃらんぽらんさが重い。 総合的に言うと ポケモンの二番煎じのマゾゲー といったところに落ち着くだろう。 余談 本作はモンスターのデータがかなり特殊な構造となっており、特定のコードを基にモンスターデータが呼び出されるのではなくステータス側の情報を基に生成されるという大変珍しい仕様になっている。 これにより、仮に改造プレイでレアモンスターを出すとしても先にそのレアモンスターの正しいステータスを知らなければならないという仕様になっており、 通常プレイの難易度も高いが改造プレイの難易度も高い 。 シナリオは、当時まだ無名だった直木賞作家の桜庭一樹氏(*4)が執筆していた。 その他、後にあのVtuber事務所『ホロライブ』を設立する谷郷元昭氏がディレクターとして本作に関わっている。 漫画版が『冒険時空タイムネット』という題名で小学館の学年誌に掲載されていた。原作と違いサンリオキャラクターは登場しない事と、所々にお色気やグロテスクな描写があるのが特徴。 全2巻の単行本が出版されているが現状絶版であることと、原作としてクレジットされている山田桜丸(桜庭一樹)氏が小説家として大成したこともあってか、現在アマゾンでは1万円近いプレミア価格が付いている。 本作と連動するニンテンドウ64ソフト『サンリオタイムネットワールド』の発売が予定されていた。 当時公表されていた発売予定時期は1999年3月。『ポケモンスタジアム』のように64GBパックを利用するのは容易に想像できるが詳細は不明。 後継作品として、2001年3月16日にGBCで『スペースネット』というRPGが発売されている。 サンリオとは無縁のオリジナル作品だが、今作のレアモンスター(時のかけら)の一体『レクスウォーカー』が主要キャラとして登場する。また今作の効果音や音楽が使い回されており、シナリオも山田桜丸氏が担当している。 更に難易度の高さ、ラスボスだけレベルが突出して高いなど、今作の欠点までほぼそのまま引き継いでしまっている。 『サンリオタイムネット』発売と共にイマジニアとサンリオは共同でキャラクターの版権管理を行う タイムネット株式会社 を設立しており、本作の権利表記はタイムネット社とイマジニアの連名となっている。 上記で開発上の都合に触れているが、当時のプランナーが本作の解説として開発中の内情を語っているブログが存在していた。現在リンク切れにつき、魚拓になるが詳細はココ。貴重な証言であるが、やはり出来は納得のいくものではなかったらしい。また、残念ながらブログの解説は2回で打ち切られた模様である。 長らくイベント配布キャラクターは当時のイベント限定でしか入手できないと思われていたが、発売から約21年後の2019年に隠しコマンドが発見され入手可能になった(コマンド初出のサイトは閉鎖済)。通常プレイで攻略が難しいと感じるプレイヤーにとっては救済措置となるだろう。(参照 YouTube - サンリオタイムネット 隠しコマンド紹介 / 5ch - サンリオタイムネット攻略スレ Part2 / サンリオタイムネット Wiki) + コマンドネタバレ注意 タイトル画面でセレクトを押しながら下記の隠しコマンドを入力。効果音が鳴ればときのはしらに出現する。 一旦セーブを挟んでリセットすれば何回でも実行可能。 プラネッタ ↑ ↓ ← → ↓ ↑ → ← ← → ↓ ↑ → ← ↑ ← プラネスタ ↑ ↓ ← → ↓ ↑ → ← ← → ↓ ↑ → ← ↑ → スターダスト ↑ ↓ ← → ↓ ↑ → ← ← → ↓ ↑ → ← ↑ ↑ タイムサーファー ↓ ↑ → ← ↑ ↓ ← → → ← ↑ ↓ ← → ↓ ↑
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登録日:2020/10/29 Ttu 22 13 00 更新日:2023/12/07 Thu 17 35 32NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 KIRIMIちゃん SHOW BY ROCK!! いちご新聞 ぐでたま キャラクター キャラクタービジネス コンテンツビジネス サンリオ サンリオピューロランド シナモロール ジュエルペット ハローキティ ハーモニーランド ポムポムプリン マイメロディ 企業 会社 何故かなかなか立たなかった項目 品川区 東京都 【概要】 株式会社サンリオ(以下「サンリオ」という)とは、自社で開発されたキャラクター事業を展開する日本の大企業の一つ。 ハローキティやポムポムプリン、シナモロールなど数え切れないほどの誰もが知るキュートなキャラクターを世に送り出しており、日本のみならず海外でもその人気と知名度は高い。 アニヲタ民も、自分の姉妹やクラスの気になるあの子がサンリオのグッズを使っていた記憶はないだろうか。 あるいは子供のころに大好きなサンリオのキャラクターがいたという人もいるかもしれない。 また、自社のキャラを使った映像、飲食、出版など幅広い事業も手掛けている。特にテーマパーク事業であるサンリオピューロランドは、サンリオの全てが詰まったテーマパークとなっており、同社のキャラクターが好きな人にはたまらない空間だろう。 なお、あまり知られていないが自社キャラのみならずスヌーピーといった他社コンテンツの関連グッズも販売している。 2023年8月現在の本社及び本店の所在地は、東京都品川区大崎一丁目。 【沿革】 辻信太郎氏が山梨県で山梨シルクセンターを株式会社化したのが全ての始まり。 当初は当時の社名の通り絹製品を販売する会社で、ファンシーなキャラクターを展開する今の事業と比べたらまさに180度も違う。 しかしその事業は早々に失敗したため、すぐさま小物雑貨の販売事業に方向転換した。 その後、花柄のゴム草履のヒットにより「きれいでかわいいイラストを付けると売れ行きが大きく伸びる」ことに気付いた辻氏は、キャラクター商品の開発に乗り出す。 本格的な方向転換をしてからしばらくは、水森亜土、やなせたかしなどの様々なイラストレーターにイラストを提供してもらいキャラクター商品の販売を行っていた。 だが、やがて自社の社員がキャラクターの開発を手掛け、そこからキャラクターをあしらった商品の販売を行っていく方針を取るようになった。 そして1973年に現在の「サンリオ」へと名称変更し、本社も山梨県から東京都品川区五反田(当時)へと移した。 社名はスペイン語で「聖なる川」を意味する「san rio」に由来し「文明とはいつも川辺から発祥するものなので文明を興す会社になるよう」名付けたという。 なお当初は「山梨」を音読みした「サンリ」に語呂合わせで「オ」を付けたものとしていたこともある。 しかし後に「山梨の王を目指しサンリオと名づけた」とする説はガセとされ、サンリオからは直々に否定されている。 そして、自社社員がキャラクターの開発を行うようになってたったの1年で、サンリオの顔であり今や「カワイイ」の象徴的存在といっても過言ではないキャラクター、ハローキティを誕生させる。 しかも、ハローキティを誕生させた翌年の1975年にはマイメロディ、リトルツインスターズという現在でも根強い人気を持つキャラクター達が次々と産声を上げた。 その後も以下の通り、後述のサンリオ大賞でも今なお高順位を獲得しているほどの人気を持つキャラクターたちを続々と生み出してきた。 1970年代 ハローキティ マイメロディ リトルツインスターズ タキシードサム 1980年代 ハンギョドン けろけろけろっぴ あひるのペックル ポチャッコ 1990年代 バッドばつ丸 ポムポムプリン ディアダニエル 2000年代 シナモロール クロミ チャーミーキティ マイスイートピアノ ジュエルペット 2010年代 SHOW BY ROCK!! KIRIMIちゃん ぐでたま リルリルフェアリル アグレッシブ烈子 ミュークルドリーミー そしてもちろん現在でも毎年のように新たなキャラクターを生み出している。 近年はぐでたま(生卵)やKIRIMIちゃん(焼き鮭)のように、身近だがモチーフにされにくいものをあえて使ったキャラクターや、『SHOW BY ROCK!!』のキャラクターやデビルミント鬼龍などサンリオらしくないキャラクターも誕生しており、これにはサンリオのファンもそうでない人も驚かされたことだろう。 今後どのようなキャラクターが誕生するのか楽しみなところ。 【主なサンリオキャラクター】 ・ハローキティ フルネームはキティ・ホワイト。1974年11月1日、イギリスはロンドン郊外の生まれで体重はリンゴ3個分……そんなプロフィールを持つ、あまりにも有名なサンリオの顔。 夢の国の王様があのネズミなら、我らがハローキティはサンリオの女王様といったところか。 両親や双子の妹のミミィ、彼氏のダニエルくんもいるよ。 日本国外での人気度はサンリオキャラクターでは1番といっていいほどで、アメリカの歌手レディー・ガガをはじめ著名人にもファンが多数おり、他のサンリオキャラを差し置いてちゃっかりとユニバーサル・スタジオ・ジャパンのキャラクターとして添えられている。 特に熱烈なキティ好きは「キティラー」と呼ばれることも。覇王鬼帝?なんのことかね? 数え切れないほど様々な外部コンテンツとのコラボを果たしており、お土産屋さんでよく見かける「ご当地キティ」などなど枚挙に暇がない。 また2018年にはユーチューバーデビューも果たした。この世の全てとコラボする気なのか。 ただ、今の人気ぶりからは信じられないが、1977年ごろに一次ブームが起きるも、70年代末期から80年代初頭にかけて人気が低迷し長らく下積み時代を強いられていたことがあった。 この時期は3代目デザイナー・山口裕子氏曰く「何をやってもキキララと比較された」上に、顧客からも「誰その白い猫?」などと言われてしまっていたほどだったとか。 色味が強めで主線の太い絵柄ゆえに無機質な印象が強く、服装やポーズがワンパターンなどデザイン上の要因が大きかったようだ。 しかし「キティをサンリオで一番売れるキャラクターに育て上げる」という目標の下、顧客リサーチと意見の反映を徹底した山口氏の尽力が功を奏すると共に、関連キャラクター「タイニーチャム」の大ヒットによってキティ人気も息を吹き返して急速にキャラ人気が向上。 90年代初頭の第3次キティブームを経て、サンリオ代表キャラクターの筆頭格に上り詰め、今に至る人気を不動のものとしたという経緯がある。 なおネットでは、「キティちゃん」より「キティさん」と、何故か「さん」付けで呼ばれることが多い。 また、あらゆる物事とコラボを展開しているからか「キティさんは仕事を選ばない」などとよくネタにされているが、本人は自身のチャンネルで「全ての仕事を選んでいる」と反論してそのことを否定している。 「選ばないっていうか〜むしろ全部選んでる。」(*1) ちなみにもちろんキティ以外のキャラクターがコラボすることも多いが、2018年の株主総会において、当時のサンリオ社長は「大好きなのに中々売れず無くなってしまいそうなものがあったら、うちに言いなさい。キャラとコラボさせたら売れるから。私は世界中皆が仲良くするためにこの会社を作った」(要約)とその意図について語り、ネットで拡散され反響を呼んだ。(*2) サンリオ的には「キャラクター自身が声を発している」というスタンス(要は「キティはキティであり中の人などいない」)なので、担当声優がいること自体を公にしていないが 1990年頃からオーディションを通った林原めぐみがほぼ30年キティの声を専属でやっていた。ちなみに以前は白石冬美氏、次いで小山茉美氏が担当していたが、小山氏がピューロランド開園前後に渡米し休業していた為、新たなキャストのオーディションを行った末林原に引き継がれる。 というのは、伏せていながらも以前発売されていたビデオソフトにちゃっかりクレジットされていたりするなど公然の事実で、キティ誕生50周年を期に声優の交代が決まり卒業となった林原氏もブログで改めて明らかにした。サンリオのYouTubeチャンネルで質問企画をやった際には中の人ネタを堂々とやっている。なお、林原氏の降板に際してその質問企画を含めた多数の動画が非公開となってしまった。 ・マイメロディ ハローキティの翌年に誕生した、ピンクの頭巾を被ったウサギ。 元は『赤ずきん』をモチーフとしたキャラクターとして作られており名称も決まっていなかったが、1976年にマイメロディと命名された。 デビュー当初はモチーフ通りの真っ赤な頭巾が印象的だったが、デザインの変遷により、ピンク色の頭巾が主流となった。また、初期は立ち耳だったが最近は耳が垂れていることも多い。 テレビ東京で放送されたアニメ『おねがいマイメロディシリーズ』でアニメ化もされた。 ……だが、同作はサンリオとして、子供向け番組としてこれでいいのかと言いたくなるほどあまりのカオスっぷりを見せつけた。 肝心のマイメロディ本人も、悪気のない天然ぶりで周囲を振り回す(ライバル?のクロミがその最たる被害者)という、原作からかけ離れた性格改変がなされているため、ファンからは賛否両論。 ・リトルツインスターズ 「キキララ」といったほうがピンとくるかもしれない、青髪の男の子キキとピンク髪の女の子ララの双子の姉弟。 双子星を擬人化しており、サンリオとしては初めて人をイメージしたキャラクターである。ちなみに初期は髪色が茶色と大人しめなものだった。 直訳したら「小さな双子星」ということで小柄なキャラクターというイメージが長らく強かった。 だが近年になって、公表されている身長が「ふたり合わせてお月様と同じくらい」で、月の直径が3474㎞であるため計算上二人の身長は1737㎞と、まさに天文的サイズだと話題になった。 太陽系外縁天体のセドナと同じくらいなので、天体の擬人化キャラクターなら納得のサイズ……と思いきや、サンリオ広報によってこのお月様は現実の月ではなく、あくまで「リトルツインスターズの世界におけるお月様」であるということが語られた。 実際にイラストではナイトキャップを被った顔のある三日月が登場しており、これのことを言っているらしい。 キキララが二人で乗れる程度の大きさなので実際に「お月様と同じくらい」ということなのだろう。 ・けろけろけろっぴ くりくりお目目がキュートなカエル。3姉弟の真ん中、まあここまではいいとして。カエル泳ぎが苦手でクロールが得意。しかも水中でも呼吸ができるらしい……君、本当にカエルか?(*3) カエルつながりでド根性なカエルや『僕のヒーローアカデミア』の梅雨ちゃんとコラボしたことも。 ちなみにピューロランドでの着ぐるみが怖い。なんでカエルなのに前足の方が長いんだ! ・バッドばつ丸 頭が尖った男の子のペンギンをモチーフとしたキャラクター。 当時のサンリオには珍しく、パステルカラーでもなく「良い子」とも言えない、いわゆる「ちょい悪」的なキャラクターだったが、そこがかえって新鮮だったのだ。 サンリオ内での悪役をイメージしたキャラクターで、その名前と天邪鬼な性格はまさに悪役由来。 そうした方向性から没にされかけたが、ファンの人気を得たことでデビューを果たした。 男の子キャラクター(メンバーはけろっぴなど、サンリオ古参男マスコットズ)で結成されたユニット「はぴだんぶい」のリーダーも務めている。 ・シナモン キャラクターコンテンツ『シナモロール』のメインキャラクターな男の子。 誕生日は3月6日。 犬をモチーフとしているが元々はウサギをモチーフとしており、耳としっぽを犬っぽく変えて今のようになった。モカやカプチーノなど様々な仲間たちがいる。 2017年には、品川区の観光大使に任命された。 人気も高く、サンリオキャラクター大賞では常に上位にランクインしており、2015年の第30回から8連続でベスト3になっている。2022年で誕生20周年を迎えた。 ネット上ではやたらいじめられることで有名だったが、公式Twitterアカウントが言及して以降その傾向はなくなった。 ・ポムポムプリン ゴールデンレトリバーとプリンをモチーフにしたキャラクター。 社内で行われた犬キャラクターデザインコンペで最も支持を集めたことにより誕生した。 手下お友達にはハムスターのマフィンやネズミのベーグルなど、チャーミングなおチビちゃんたちが勢ぞろい。 おしりにある×印の穴はチャームポイントで、様々なグッズなどでも後ろ姿のイラストには必ずついている。ズボンをはいていようが×印は浮き出ている。 しかし可愛い顔をして趣味の一つに「靴を片方だけ隠す」というなかなかに邪悪なものがある。 まあ犬なのでしゃーない。 あと、そうめんの独り占め。ながすでちゅう! ・ジュエルペット 目が宝石でできた動物と宝石を掛け合わせたような不思議な生き物たちの総称。 なんと総勢42種類もおり、モチーフ元の動物は犬、猫、ウサギなどの哺乳類が圧倒的に多い。 『おねがいマイメロディ』シリーズの後釜として長年に渡りテレ東で放送され続けてきたが、シリーズによっては『マイメロ』に劣らないカオスなエピソードもある。 ・SHOW BY ROCK!! 音楽とバンドをテーマとしたキャラクター郡で、数多くのキャラクターがいる。 このキャラクターは「ミューモン」と呼ばれており、獣人形態と人間形態と2つの姿があるが、後者は普通に深夜アニメに紛れても違和感が無いようなサンリオらしくない見た目となっている。 しかし今までサンリオにあまり興味がなかった層にも支持を拡げており、後述のサンリオ大賞においては早くもトップ10入りを果たしている。 【サンリオキャラクター大賞】 1986年から毎年1回開催されている、全サンリオキャラの人気度を競う投票企画。サンリオの月刊機関紙『いちご新聞』(略称『いち新』)紙上で実施されている。 以前は『いち新』紙上のみで投票が実施されていたが、2010年以降は同紙を持っていなくても携帯電話・パソコン・サンリオショップ店頭から投票できるようになった。 海外からの投票も受け付けており、総合順位とは別に海外順位も発表されるので、どの国や地域でどのような順位になっているか、つまりお国それぞれでの人気ぶりも確認することができる。 ランクインするキャラクターの顔ぶれは、日本とはまるで違うことも珍しくない。例えば日本では近年トップ10入りすら逃しているアヒルのペックルが、香港では1位を獲得し続けているという面白いデータがある。日本と各国の結果を見比べるのも楽しい。 これまでもサンリオファンが推しキャラのために全力を尽くす一大イベントだったが、近年のSNSの発達やキャラクターそれぞれの公式アカウントからの投票の呼び掛け、サンリオキャラのファンの母数が増えたことやネットニュースなどでも大体的に取り上げられるようになったこともあり、様々な要因でその盛り上がりは以前と比べると明らかに大きくなった。 また、サンリオと別企業のキャラとがコラボしたキャラを投票するコラボ部門も誕生した。 なおサンリオのキャラのファンだと公言している有名人も多く、彼・彼女らがサンリオキャラをSNSなどで応援することがよくある。 代表的なところだと、ポムポムプリン推しの元AKB48メンバー・渡辺麻友だろう。 この活動の縁によるものなのか、彼女とポムポムプリンの共演が実現したことも。 なお、サンリオがスヌーピーのグッズを販売していた関係からか、ごく初期にはスヌーピーが高順位で毎年のようにランクインしていた時があった。 現在は自社版権キャラのみでやっていくことになっているためか、ノミネート自体は除外されている。 【テーマパーク】 1990年にサンリオをテーマとした屋内型テーマパークであるサンリオピューロランドを東京都多摩市内に創設。 ショー型アトラクション、ライド型アトラクション、パレード、レストランのメニューなどなどサンリオをテーマとした様々な物が存在しておりまさにサンリオ尽くし。 特にパレード曲の『KAWAII FESTIVAL』は、ヒャダインが手掛けているせいかかなり中毒性の高い曲となっている。 また、姉妹施設として大分県にハーモニーランドがある。 【ゲーム】 サンリオキャラクターのキャラゲーはファミコンの時代から今に至るまで、形やジャンルは様々だがかなりの数がリリースされており、名作から珍作、クソゲーまで多種多様。 中でも有名なのは、ゲームボーイカラー用ソフト『サンリオタイムネット』という迷ゲームだろう。開発はイマジニア。『ポケモン』全盛期に世に出た、所謂便乗作品である。 微妙にトチったゲームバランス、キャラ崩壊したサンリオキャラたち、アクの強いキャラデザ、『ポケスペ』にも劣らぬハードな作風の漫画版など色々と話題に事欠かず、今なお語り継がれる作品である。 一応登場するモンスターもまたサンリオキャラ扱いキャラではあるものの、当然の如くサンリオ大賞への出場権は無い。まあうんことかいるしね……クソゲーだけにね。 また、ゲーム内容に問題はないがその高難度だけでプレイヤーを撃沈させた覇王鬼帝もいる。 他にも、一時期富士通のPCではサンリオのアプリゲーム『TINY PARK』が無料で遊べた。 今の20代、30代のお兄さんお姉さん方なら「キティちゃんの塗り絵」「ポムポムプリンがスケボーするやつ」と言えば伝わるかもしれない。 追記・修正は、サンリオキャラクターを思い浮かべながらよろしくお願いします! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 自分の場合、キティちゃんとけろっぴのイメージが強い。どのキャラクターを思い浮かべるかで世代がわかりそう -- 名無しさん (2020-10-29 22 44 54) ↑俺もキティちゃんにけろけろけろっぴ。あと、はんぎょどんとかキキララとかシナモンとかも -- 名無しさん (2020-10-29 22 52 12) ↑し、しんかんせん…… -- 名無しさん (2020-10-29 23 40 27) ポケモンとコラボしないかな? -- 名無しさん (2020-10-29 23 45 08) デビルミント鬼 -- 名無しさん (2020-10-30 00 08 48) ポチャッコは「キャラクターとしてはあんまりしらないけど幼児用グッズで見たことある」という人の方が多いかもしれない -- 名無しさん (2020-10-30 00 27 23) けろけろけろっぴの説明がシンプルすぎて草。でもたしかにこれ以上の知識がなかった…… -- 名無しさん (2020-10-30 00 43 12) サンリオタイムネットと言うゲームがあったな…… -- 名無しさん (2020-10-30 01 14 06) 「さんりお」とか今の子は知らんねやろなぁ(インターネット老人並の感想) -- 名無しさん (2020-10-30 01 18 13) 昔聞いたキティちゃんのポップコーンマシンから流れる歌が未だに耳に残ってるわ。まだ稼働してるのかな -- 名無しさん (2020-10-30 08 31 26) マフィン君たちがポムポムプリンの手下とか呼ばれてるの草生える -- 名無しさん (2020-10-30 08 36 35) キティさんは猫じゃねぇぞ -- 名無しさん (2020-10-30 10 15 01) ガンダムとコラボってなによ… -- 名無しさん (2020-10-30 16 38 36) キティさんは女の子やからな -- 名無しさん (2020-10-30 17 20 08) スプラトゥーンコラボの時のグッズ欲しかった… -- 名無しさん (2020-10-30 17 25 12) 言われてみればスヌーピーがサンリオキャラだと思ってた時期があったな。いつの間にか脳内修正されたけど。 -- 名無しさん (2020-10-30 18 27 21) キティさんいわく「仕事を選ばないんじゃなくて全部選んでるの!」だそうです -- 名無しさん (2020-10-30 20 49 43) ↑5「02」の頃からデジモンとコラボしてる猛者ぞ -- 名無しさん (2020-10-30 22 48 40) キキが茶髪、ララが金髪 -- ユーリィ (2020-10-31 01 20 27) プリンかマフィンをえらんでネ→プリン太ってるからマフィンの方がスケボー上手そうだ -- 名無しさん (2020-10-31 19 28 47) 現在「ファンファンキティ」というサンリオの番組がある。ここへきてもメインはキティさん。 -- 名無しさん (2020-10-31 21 03 46) ゆるキャンコラボが普通に見えるから困る -- 名無しさん (2020-11-01 10 02 22) ↑2 そりゃあタイトルにキティって入ってるし… むしろシナモンはまだしもクロミがメインなのが驚きだわ -- 名無しさん (2020-11-02 09 50 51) ネットフリックスの「僕らを作った玩具」のキティ回もなかなか面白かった -- 名無しさん (2020-11-02 10 06 02) ひぐらしのなく頃にとソシャゲ内とはいえコラボした。シナリオはいたって平和。ていうかコラボイラスト可愛い。 -- 名無しさん (2021-04-25 16 58 23) キティの3代目でじなーの山口さん、特に好きでもなかったキャラクターを、一番売れるキャラに育てるという明確な目標を持って地道な取り組みを続けてここまでに育て上げるって、すごいよな。好き嫌いは別ときちんと割り切るプロ意識はもちろんだけど、やっぱキャラに対する愛情がなきゃできないことだと思う -- 名無しさん (2021-08-29 19 11 07) 自力でモザイクアート作るポムポムプリンたちはすげーな -- 名無しさん (2022-03-05 19 21 16) かわいいの具現化 -- 名無しさん (2022-04-08 20 40 21) まいまいまいごえん というホラー 園児が食い殺される… -- 名無しさん (2023-11-05 20 51 09) ローストさんは子供たちがPIXIVとかでケモナーほいほいにされるのを会社が阻止した説を推したい -- 名無しさん (2023-11-05 21 00 58) 今キティちゃんがかなり炎上しているな。 -- 名無しさん (2023-11-07 08 46 17) そりゃあ33年間キティちゃんの声を担当していた林原さんの突然の降板、それと同時にYouTubeチャンネルの動画を全て削除し、誰得な社長誕生日祝いPV投稿されればねぇ・・・ -- 名無しさん (2023-11-10 02 05 23) 名前 コメント